矛盾のはなし

f:id:cafeore_oishii:20180627201653j:plain苦汁100%を先日手に入れた。

ずっと前から気になっていたのになかなか買う機会がなかったがようやく手にできた。

お金を使ってる状況ではないんだけどハイペースで本を買っている。
なんせ本屋が大好きすぎる。専らエッセイに夢中。
エッセイに夢中になったきっかけは源さんが始まり。
最近は芸能人のエッセイはもちろん、
Twitterで話題の!とか、色んな体験を赤裸々にした一般の?一般ではないのか、なんていうんだ?なんかコミックエッセイも好き。
距離が近い分入ってきやすいし、エッセイって人の生活とか人生を覗いたような気持ちになれるからいいよね。


いいなぁ。私も自分の言葉とかで何かを伝えられたらなぁ。文才も絵心もないんだけど。


で、苦汁100%の話。



せっかくだしとクリープハイプの曲を流しながら読んだらもう全く頭に入ってこなくて普通にダメだった。※どっちかに集中しましょう。



私が、今一番聴くバンドは?好きなアーティストは?と誰かに聞かれたら一番先に出てくるであろうクリープハイプ
私史上カラオケに行って歌うと上手く歌えないアーティスト第一位か第二位のクリープハイプ。(椎名林檎とめっちゃいい勝負)


ていうかクリープハイプの歌は第三者が歌って上手いとかどうのこうのの話じゃないと思うんだよね、知らんけど。大体そうか。
点数競うとか上手く歌おうとかじゃないなって。知らんけど。
それでも歌うなら点数高いに越したことはないし上手く歌い上げたいけどな。矛盾。



まあクリープの話じゃなくて今は本ね、
本の話に戻ると、本自体は半分ほどしか読み進めてない。
じゃあまだ書くなよって話なんだけど、これは感想でも何でもない。
読んでいてふと感じたこと。




随所随所に出てくる尾崎世界観の面倒くささ。
めちゃくちゃ人間らしくてとてもいい。面倒くさいからこそあんな歌詞がかけるんだよな。
言葉の遊びに感動する。あと巧みな比喩。








実は私もね、めんどくさいんですよ。
もうね、自分で自分のこと扱いきれないっていうか。
(一緒にする気なんかないよ、私のめんどくささは尋常じゃないしそこから何も生まれてこないから。尾崎さんはそこから素晴らしい歌作るから。こんな女と一緒にされたらたまったもんじゃない。)



なんでこんな性格なんだろうと思う、性格なのか病気なのかがまた曖昧で、その線引きは誰がしてくれるんだろう。まあ病気も確実に患ってはいるからあれなんだけど、精神的なものって目に見えないし自分でも気づかないからね。ましてやあがりやすいとか不安って性格との判断つけにくいからね。



でも不思議と誰かの面倒くさい部分を感じてみるとその人の特性、個性であり愛嬌でもあるなと感じる。この面倒くささが才能であるのだろうなと思う。



そう感じたら、生きやすくはなりたいけど自分の面倒くさいところを失いたくないと急に思ってしまった。

最近葛藤してることなんだけど、精神安定剤は不安を無くしてくれるけど感情も無くすのかなって。そう考えたらもうめちゃくちゃ怖くなってぼろぼろ泣いた。最近はそのことばっか考えて考える度に泣く。


何この究極の選択。
カレー味のうんことうんこ味のカレーどっち食べますかみたいな。
いやそんな軽い話じゃないんだけど。
でもみんなどっちも食いたくないでしょ。




感情無くしてまで手に入れたいものなんて私にはない。
感受性が豊かすぎるから刺激的な映画とか怖いのとか無理だし人に言われたことにめちゃくちゃ傷つけられたりするけど、

音楽に感動したり映画に感動する気持ちを忘れたくないしその分自分の個性でもあると思ってるんだよ。

楽しいことは楽しいと思いたいしやりたいことはやりたいし、悲しいことはちゃんと悲しみたい。








変わりたいけど変わりたくない。矛盾。
自分は大嫌いだけど自分を失うのが怖い。矛盾。







あーーどうしたら楽に生きれるんだろうね。めっちゃ苦いわ。